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形成外科

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 眼瞼下垂と眼瞼痙攣

 
 11.先天性眼瞼下垂ってなに? 

 ほとんどの先天性眼瞼下垂症は、まぶたを持ち上げる主動筋(最も効果的に働く筋肉)である上眼瞼挙筋が欠損している疾患です。
 ・・・・今までは、上眼瞼挙筋が生まれつき弱いとか、伸びてしまっているとか考えられていたため、筋肉のありそうなところを縫い縮める治療がされてきました。その方法でも患者さんによっては改善することがありました。また、主動筋がなくても補助の筋肉(後頭前頭筋:眉毛を持ち上げる筋肉、上直筋:目を上に向ける筋肉)がまぶたを少し持ち上げることができます。手術でも、上眼瞼挙筋の腱膜がある場所に腱膜組織があったりします。

 これらのために、主動筋の存在が信じられてきたのです。ですが、特殊な疾患をのぞいて、上眼瞼挙筋はありません。腱膜組織を奥まで追い求めても、上眼瞼挙筋は出てこないのです。縫い縮める治療で、改善がみられたのは、この膜を短くして、まぶたを開けているときも閉じているときも引っ張りあげた状態になったためと考えられます。

 ということは、治療も挙筋がないことを前提に考えなければなりません。



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