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形成外科

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 眼瞼下垂と眼瞼痙攣

 
 10.私がこの治療に力を入れている理由 

 私が眼瞼下垂の治療を始めたきっかけは、職場にひどい頭痛持ちの方がいて、悩んでいたことです。学会で眼瞼下垂が頭痛の原因であると聞いていたので、この方を治療するために一度勉強に行こうと、信州大学へ外来・手術の見学に行きました。3例松尾教授の手術を見せていただきました。ビデオも持ち帰り、何度も繰り返し見ました。
 
 重症の患者様から治療を始めましたが、想像以上に手術の効果がある。手術翌日に「何十年もとれなかった肩こりがない!」とか「夜が明けた」「私は生きている」などの声があるとやる気がでてくるものです。少しずつ症例を増やしていくと一つ問題がでてきました。結構神経を使う手術なのですが、術後に自分に頭痛が起こるのです。実は、月に2回ぐらいの頻度で私にも片頭痛がおきていたのですが、その頻度が手術をするたびと増えたのです。夜中、激しくのたうち回った私は信州大学に連絡をして、たまたま空いていた枠(?)に入れていただいて手術を受けました(痛みは多少ありましたが、胃カメラよりも楽でした)。私も翌日から体の余計な力が抜け、心身共に軽くなりました。頭痛もなくなり、眠りもよくなりました。自分で治療効果を実感したわけです。

 これが、私がこの治療に力を入れている理由です。少しでも多くの方のつらさをとる。生き甲斐にもなるわけです。

 今のところ、眼瞼痙攣は手術料が保険で算定されません。眼瞼下垂症の手術に無料サービスとして追加するわけです。眼瞼下垂の手術なら両目1時間余りで済むところ、痙攣の手術も行うと倍以上かかることもあります。無理な格好で手術をするので、後で腰が痛くなることも多いです。それでも、少しでも自分が得られた「楽な体」になっていただきたいので、必要だと思うことは全部するという方針で治療に取り組んでいるわけです。
術 前
手術 翌日
術後 1週間
術後 2週間
術後 1ヶ月
術後 2ヶ月
術後 6ヶ月
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