新人教育について
 松山市民病院では、新人看護職員研修委員会が中心となり、24ヶ月をかけて新人看護職員の知識・技術の習得につながるよう、計画しています。
 ナーシングスキルを共通の指導ツールとして用い、エルダー・メンター制度からOJTを充実し、学びが看護実践として活かせるよう、個々の成長に合わせた支援を行っています。
エルダー・メンター制度とは?
 全ての看護スタッフが役割を持ち、マンツーマンで指導育成を図り、新人看護師をサポートしています。
チームによる支援体制をとることで、看護職全員で新人看護職員を育てていくことを重視しており、仕事の仕方や学習方法のみでなく、精神面や生活面での相談や支援を行っています。
 緊張と不安でいっぱいの1年目ですが、経験豊富な先輩がしっかりと見守り、繰り返し教育を受けられるような学習支援をしています。
自分の目指す看護師に一歩でも近づくことができるよう、一緒に頑張っていきましょう。
2025年度 新人看護職員研修計画(1年目)
| 開催日 | 研修名 | 研修内容・ねらい | 
|---|---|---|
| 4/4(金) | 看護部について | 松山市民病院の看護部の理念を理解する | 
| 4/7(月) | 医療安全 9:00~10:20 感染対策 10:30~12:15  | 
医療安全について学ぶ 感染予防対策について正しい知識や技術を学ぶ  | 
| 社会人基礎力 キャリアポートフォリオ  | 
看護職員としての必要な基本姿勢と態度・接遇 キャリアポートフォリオを学ぶ  | 
|
| 4/16(水) | 看護記録・クリニカルパス① | 看護記録の方法・看護必要度評価、クリニカルパス(概要)を学ぶ | 
| 電子カルテ操作① | 電子カルテの知識・操作を学ぶ | |
| 4/17(木) | 血糖測定・インスリン・ミキシング | 
 糖尿病治療・インスリンの知識を学ぶ  | 
| 
 栄養管理・褥瘡対策  | 
適切な栄養管理・褥瘡対策を理解する | |
| 4/24(木) | 酸素吸入・吸引 | 酸素吸入・吸引の知識・技術を学ぶ | 
| 膀胱留置カテーテル | 羞恥心に配慮し、安全に膀胱留置カテーテルが留置できる | |
| 4/25(金) | 
 1ヶ月フォローアップ研修  | 
1ヶ月の自己の振り返り、他者との共有を図る | 
| 5/15(木) | 採血① シミュレーター | 
 採血の知識・手技を理解する  | 
| 採血② 新人同士 検体取扱い・分注  | 
 安全に静脈採血ができる  | 
|
| 5/22(木) | 
 電子カルテ操作②(入院受け入れ)  | 
 入院の一連の流れに沿った電子カルテの操作を学ぶ  | 
| 6/12(木) | T- PAS研修 ME機器研修  | 
医療機器を正しく使用するために予測・予防型の安全対策を学ぶ | 
| 6/24(火) | 3ヶ月フォローアップ研修 | 3ヶ月の振り返り、自己評価から今後の目標を明確にする | 
| 7/30(水) | 4ケ月フォローアップ研修 採血③留置針挿入・採血 シミュレーター  | 
4ヶ月の月の自己の振り返り、他者との共有を図る 留置針挿入の方法を学び、留置針挿入が安全にできる 採血が安全にできる  | 
| 8/7(木) | BLS① | 急変が認知でき、一次救命処置が理解できる | 
| 10/22(水) | 7ヶ月フォローアップ研修 多重課題  | 
7ヶ月の振り返り、自己評価から今後の目標を明確にする 多重課題の優先順位  | 
| 12/17(水) | 9ヶ月フォローアップ研修 夜勤②(リーダー業務)  | 
9ヶ月の振り返り、自己評価から今後の目標を明確にする 夜勤リーダーの役割、チーム医療を学ぶ  | 
| 
 2026年  | 
12ヶ月フォローアップ研修 | 12ヶ月の振り返り、自己評価から次年度への課題を明確にする | 
2025年度 新人看護職員研修計画(2年目)
| 開催日 | 研修名 | 研修内容・ねらい | 
|---|---|---|
| 5/14(水) | プライマリー | プライマリーの役割について | 
| 7/10(木) | BLS②:救急カート | 意識・呼吸・循環の評価が適切に行える 状態変化に気付き、応援要請や相談ができる  | 
| 9/19(金) | 18ヶ月フォローアップ研修 | 13~18ヶ月を振り返り、不安や疑問点などを表出し、 自己解決に向けた行動計画を立てる  | 
| 11/27(木) | BLS③:患者観察 | 意識・呼吸・循環の評価が適切に行える 急変対応ができる  | 
| 2026年 3/12(木) | 24ヶ月フォローアップ研修 | 24ヶ月を振り返り、自己の看護観を表出し、行動目標を立てることができる | 


