令和3年 初期研修(協力型)

初期研修1年目 大川 医師(協力型)

初期研修1年目
(協力型)
大川 医師

初期臨床研修を振り返って

愛媛大学協力型プログラムで1年間、松山市民病院で研修させて頂きました。
そこで感じた魅力を何点か紹介させて頂きます。

①自由度が高い
②積極的に処置に携わることができる
③輪番制で救急の初期対応を身につけることができる
④研修環境がよく、のびのびと研修ができる

①まず第1に当院は他の病院に比べ良い意味で「自由度が高い」と感じています。
ただ単に「楽」というニュアンスではなく、自分に合ったスタイルで研修することができるという意味です。本人のやる気次第では1年目から執刀のチャンスを与えていただいけたり、上級医指導のもと主治医として治療方針を立てさせてもらえます。
自分は外科系志望であったため、1年目の5月の段階で「急性虫垂炎」の執刀のチャンスをいただきました。指導の先生の丁寧なご指導のおかげで無事完投することができ、大きな自信とモチベーションになりました。
また、勤務時間にメリハリがあるのは自分にとって非常に大きな魅力でした。
仕事以外にもやりたいことがありましたので十分時間を使うことができ、ワークライフバランスの充実を図ることができました。

②当院は研修医の人数が多すぎないため、一人一人の処置のチャンスが比較的多いと感じました。やる気次第では休日も処置があれば呼んで頂くことも可能です。

③8日に1度の救急日では、研修医が主にfirst touchを行うことができます。検査項目の考え方や鑑別診断など実践的な能力を身につけることができます。外科、脳外科、整形外科、内科、小児科と分かれており幅広い疾患を学ぶことができます。

④当院は、先生方はもちろん、その他職員の方々も非常に優しく良い環境で研修ができると考えました。科の垣根を越えて相談しやすく、コメディカルの方々にも分からないことを聞きやすい環境でした。時間があるときは、他の科をローテーションしていても手術に参加出来たり、処置を手伝わせて頂くことも可能でした。また、比較的休みも取りやすく、大きなストレスもなく良い研修ができたと思います。

~研修病院を迷っている学生へ~
私は研修先を選ぶにあたって、自分の性格や将来の目標のために今どうすべきかを考えて選びました。「効率よく多くの手技を経験したい」「仕事以外にも夢中でやりたいことがある」「大人数より少人数の方がやる気が出る」などと考えている方は特にお勧めします。

 

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