令和4年 初期研修医(基幹型)

初期研修2年目 穴井 医師(基幹型)

 私は二年間の基幹型プログラムとして松山市民病院で初期研修をさせていただきました。そこで市民病院での研修の特長をいくつか紹介します。
 一つ目は8日に1回の救急があることです。
病院が市中にあり、二次救急の範囲内で、軽症から重症まで様々な症例を経験できます。研修医は内科、外科、整形外科、脳神経外科のいずれかに入って対応します。基本的に上級医と診察、治療にあたることが多く、慣れないうちでもサポートが受けられる環境にあります。その都度疑問点を聞いたり、先生方から教えて頂いたりできるので、今振り返ってみるとかなり勉強になったと思います。
 二つ目は研修のカリキュラムを自由に組めることです。
一年目の時は、進む科がはっきり決まってなかったので、必修科も含め色々な科を見るように組みました。この時、他の研修医と調整をする必要がありましたが、自由に回ることができて良かったと思います。二年目は消化器外科志望になったため、外科を中心に自分に必要と思われる科でローテートを組みました。そのため、外科の分野だけでなく、外科周辺の分野の知識もつけることができ、非常に有意義でした。
希望すれば大学病院をローテートすることもできますので、さらに深く勉強したい分野がある場合は大学に行くことも可能です。
 三つ目は研修内容の融通が利くことです。
松山市民病院は、診療科同士の垣根が比較的低く、指導医に希望を伝え相談しやすい雰囲気があります(あくまで私の個人的な見解ですが)。私の志望科は消化器外科なのですが、外科を回っている時でも、希望して麻酔や内視鏡をさせてもらうことができました。
 また、希望すれば時間外の緊急手術に入ることもできます。ちなみに、外科の先生方は親切で指導に熱心であるため、手術にも積極的に参加させてもらえました。個人的には外科志望の方にはおすすめの病院かと思います。
 その他にも、職員食堂の食事が美味しいことや、忙しすぎないこと、病院自体の立地が良いという点も市民病院の長所だと思います。
最後に、私自身はあまり深く考えずに病院選びをしましたが、市民病院で研修して良かったと思っています。学生の皆さんも研修病院を選ぶのには迷うことも多いと思いますが、是非一度病院見学に来てみてください。

初期研修2年目 植木 医師(基幹型)

 私は基幹型初期研修医として、2年間松山市民病院で研修をさせていただきました。研修先に当院を選んだ理由としては、①救急輪番病院であること②志望科である呼吸器外科がアグレッシブに手術、気管支鏡、化学療法とすべてこなしている所③多くの手技が実際に経験できるところ④立地が良いであることなどです。
 ローテーションは、糖尿病内分泌内科1ヶ月・ 呼吸器内科1ヶ月・消化器内科2ヵ月器内科4ヶ月・小児科1ヶ月・産婦人科1ヶ月(大学病院)・地域医療1ヶ月(市立大洲病院)・泌尿器科1ヶ月・整形外科1ヶ月・呼吸器外科1ヶ月・救急科3ヵ月と幅広く自分の納得のいく研修が出来ました。
 松山市民病院の研修は、内科、外科もしくはまだ志望科が決まっていないという人にもおすすめです。それぞれの診療科の先生は熱心に指導してくださり、また多くの手技に触れる機会があります。私自身研修中に様々な診療科を回ることができ、どの診療科も魅力的で志望科が決まってなければ本当に迷ってしまうところでした。ローテートもかなり融通が利くため自分の希望通りの研修が出来、大学での研修も可能です。1.2週間前でのローテート変更も何とかなります。協力型を考えている方も、当院でcommon diseaseにたくさん触れ、また救急ではしっかり初期対応ができるようになり、その上で大学病院での専門性の高い疾患に触れることで非常に有意義な研修を送れるのではないでしょうか。
 当院でのメリットとして、救急輪番病院として8日間に1回救急対応が出来ることもあります。内科、外科、脳外科、整形外科と分かれておりその一つを担当するので、いきなり様々な分野を見なければならないことはなく、指導医も一緒に対応してくれるため分からないことはすぐに聞くことが出来、フィードバックが早く安心して診療ができることも魅力だと思います。
 また、食堂のご飯が安くて美味しい所も、研修先を選ぶうえで大事ではないでしょうか。日々の食事は生活の基本であり、当院ではデザートまであります。また街中に位置しているため、コロナ禍の現在はできませんが、研修医同士、上級医の先生方との飲み会もよく開催していたとのことなので、その点は残念でした。
 興味が出た方は是非、一度見学に来てください。

初期研修2年目 近藤 医師(基幹型)

 私は、基幹型プログラムで2年間研修をさせていただきました。その経験も踏まえて、当院での研修の特徴をいくつか紹介いたします。
 まず1つ目は、比較的自由にローテーションが組めることです。自分自身で回りたい科やその研修期間、また回る順番などを考えて研修を行うことができました。また2か月前までに申請すれば、実際に回ってみて興味が増した科の研修期間を延長したり、将来進みたい科が変わった場合その科の研修を追加したりすることができます。また実際には研修担当の先生にご相談の上での決定にはなりますが、2~3週間前からの変更も対応してくださる場合が多いです。私自身もそうでしたが、なかなか将来進む科を決められない人もいると思いますので、実際に研修を行いながら自分の考えが変わったら適宜ローテーションを変更できるというのは魅力的な点だと思います。
 2つ目は、他院での研修を行う際にも比較的柔軟に対応して頂けるという点です。当院に常勤医がおらず他院での研修が必須な精神科と産婦人科に加えて、その他の科でも希望があれば愛媛大学附属病院などで研修を行う事も可能です。一般的に市中病院と大学病院では同じ科であっても扱う疾患は大きく異なるので、common diseaseとより専門的な疾患を両方学ぶ助けになります。また将来専攻する科を迷っている際にも、実際に大学病院でどのような診療を行っているのかという事や、入局後の具体的なお話を先生方に伺うことが出来るので、研修医になってから志望科に迷っている場合にも非常に助けになります。
 3つ目は、2次救急の輪番病院であるという点です。松山市の救急は輪番制であり、8日に1回救急が回ってきます。初期研修医はファーストタッチから検査オーダー、診断まで実際に行いながら学ぶことが出来ます。その際には上級医の先生が近くにいて、すぐ手助けやアドバイスを頂けるような体制になっているので、過度な不安を抱えることなくcommon diseaseの診察や初期対応などを豊富に経験できます。また当院は研修医が多すぎず少なすぎずといった人数なので、経験できる症例数が多くなることもメリットだと思います。研修医の期間で最も勉強になったのは救急外来での経験だと考えていて、今後救急や当直などを1人で行うようになった時にこの経験は非常に大きな助けになると感じています。
 4つ目は立地が市内に近く恵まれており、診療科にもよりますが救急日以外は定時に帰宅できる日も多いので私生活面でもストレスなく研修が行える点です。これは非常に個人的な感想にはなりますが、食堂での昼食が非常に美味しいという点で、これは思っていた以上にQOLに影響していると感じました。
 ここまで当院での研修の感想を述べさせていただきましたが、実際に研修病院を選ぶ際には悩むことが多いと思います。病院選びは実際に病院見学に行ってみて、その病院の先生方や研修医の話を聞き、実際の勤務内容などを見てみるのが一番だと思います。
 是非、一度当院に見学に来て雰囲気などを見てみてください。

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