平成27年 初期研修(協力型)

初期研修1年目 渡部 医師(協力型)

当院での研修を考えている学生・初期研修医へのメッセージ

初期研修1年目
(協力型)
渡部 医師

 自分はこの1年間で、麻酔科1ヶ月、外科2ヶ月、消化器内科2ヶ月、循環器内科2ヶ月、呼吸器内科1ヶ月、腎臓内科1ヶ月、小児科1ヶ月、糖尿病・内分泌内科1ヶ月を選択し研修させていただきました。
 実のところ、自分は初期研修医として勤務するまで、この松山市民病院に見学に来たことはありませんでした。当初は場所も定かではなかったほどです。すでに研修先として決めていた同期の口コミで、研修先を決めたわけです。
 こんな感じで研修先を決めた僕ですが、この1年間、選んだことを一度も後悔したことはありませんでした。まず、働きやすい職場環境があります。上の先生方はみんな優しいです。どの科の先生も、医療者としてひよっこである自分を熱心に指導してくださいました。
 CVC挿入・内視鏡操作・挿管・外科的手技・カテーテル操作・Aライン穿刺・心エコー・腹部エコー・他にも様々なことを経験させていただきました。もちろん、失敗しまくります。あんな失敗やこんな失敗。恥ずかしいので書きません。失敗するたびに指導医の先生がカバーしてくださいました。そしてその度に『か、かっこいい。いつか自分でこの手技をできるようになりたい。』と思わされたものです。

 また、プライベートでもお世話になり、食事や飲み会によくご一緒させていただきました。この1年間は様々な美味しい料理を食べさせていただきました。そしてその度に『お、おいしい。いつか自分のお金でこの料理を食べられるようになりたい。』と思わされたものです。
 また、同僚にも恵まれていたと思います。初期研修医はそれぞれが違う科を選択しているため、すでに研修を終えた科の情報交換をしたり、わからないところを教え合ったりしていました。1年目が8人・2年目の先生が5人と、和気あいあいとするのにちょうどよい人数だったとも思います。他愛のない会話をしたり、一緒に勉強したり、飲みに行ったりと楽しい時間を過ごすことができました。
 とまあ、ただの感想になってしまいましたが、自分はこの1年間を充実したものにできたと思っています。自分のやる気をみせて積極的に取り組めば、様々なことを経験できます。初期研修を充実させるにはよく学び、よく遊ぶことと思います。しんどい時もあるかもしれませんが、楽しいことを見つけていけばなんとかやっていけます。
 この文章を読んでくださっている学生さん、松山市民病院での研修はどうでしょうか?今決めてしまうのも良いと思います。ただ、一度くらいは見学に来るのも良いと思いますよ。

初期研修1年目 木村 医師(協力型)

松山市民病院での研修内容について

初期研修1年目
(協力型)
木村 医師

 市民病院は大学病院などに比べれば、それほど大規模な病院ではありませんが、精神科、産婦人科以外のほとんどの診療科がそろっています。その中から比較的自由にローテート科を選択できるのが魅力の一つだと思います。
 4月に希望を出して一旦3月末までの予定が決まりますが、途中で変更することも可能です。私も1ヶ月の予定だった科を2ヶ月に延長したり、当初回る予定のなかった科を組み込んでもらったりと、わがままを言いましたが、とても柔軟に対応して頂きました。
 また、初期研修医以外の先生方と医局が同じであることも市民病院の特徴ではないかと思います。まだ回っていない科の先生とも毎日顔を合わす機会ができるため、他科の先生の意見を聞きたいとき、とても相談しやすい環境です。
 メンター制度があり10年目前後の先生が初期研修医1人につき1人ついてくれるため、患者さんのこと以外でも困ったことがあれば何でも聞ける環境が整っています。
 私のこの1年のローテートは、5・6月消化器内科、7・8月循環器内科、9・10月糖尿病内分泌内科、11月呼吸器内科、12月形成外科、1月麻酔科、2・3月外科でした。どの科でもとても熱心に指導して頂き、内視鏡、挿管、CVCなどの手技も十分習得できます。
 私は愛媛大学との協力型のため、来年度は大学に戻ることになりますが、今年1年素敵な8人の同期にも恵まれ、とても充実した1年目を過ごすことができました。市民病院での研修を考えている方がいれば、ぜひ一度見学に来てみてください。

初期研修1年目 高石 医師(協力型)

松山市民病院での研修内容について

初期研修1年目
(協力型)
高石 医師

 大学協力型プログラムとして1年間研修をさせて頂きました。
他の先生方も書かれている通り、8日に一度の救急当番日が設定されており、ローテート中の診療科に応じ内科・外科救急に分かれて、上級医の先生とともに救急来院された患者さんを診察します。限られた時間内である程度の予測を立て検査や治療方針を考えながら診察していくのは難しいことばかりで、自分の力不足に落ち込むことも多いですが、上級医の先生方の指導もあり毎回勉強になっています。
 また、日々の診療では病棟業務に加えて、心臓カテーテル検査、腹部エコー、心エコー、甲状腺エコー、上部消化管内視鏡検査、骨髄穿刺、気管挿管、中心静脈カテーテル穿刺、気管支鏡検査など、様々な手技にも携わることが出来ました。
 初期研修医数も今年の場合は1年目8名・2年目4名と病院の規模に対しては比較的少なく、各科1~2名のローテートとなるため症例や手技の取り合いになることもほぼなく、経験を積むことが出来ました。2015年度には現在建築中の新病棟も完成するとのことなので、今後来られる先生方は今以上によい環境で研修生活を送られると思います。

当院での研修を考えている学生・初期研修医へのメッセージ

 私は大学6回生のぎりぎりの時期まで1年目の研修先を悩んでいましたが、程よい研修医の数であること、見学時の病院の雰囲気の良さなどが決め手となって最終的に当院での研修を決めました。
 1年間過ごしてみて、この病院を選んで良かったと心から思います。皆さんぜひ一度見学に来てみて下さい。

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